講師紹介

教科の指導方針と年間スケジュール

講師より科目ごと指導方針と年間スケジュールをご紹介いたします。

理系館の化学・生物指導の基本

河原崎先生

河原崎先生

化学

化学の計算問題において、「公式の暗記」ほど無駄なことはありません。勿論、気体の状態方程式など暗記が必須な公式もありますが、化学で出てくる公式らしきもののほとんどは自分で作れます。

中には化学において最も基本的な「㏖」の変換計算も公式らしきものを用いて解いている生徒も散見されますが、はっきり言って無駄です。㏖の変換式など、㏖の意味さえ分かっていれば自分で作れます。ただそのために必要なものは、「概念の理解」です。

これをおろそかにし、解法のパターン暗記に終始してしまう生徒は、結果として化学が伸び悩んでしまいます。また、概念の理解さえできてしまえば、応用問題の解き方などに憶える必要はありません。自分で考えつくことができます。

なぜ㏖という概念が必要なのか。

なぜ浸透圧計算の際に電離後のイオンの数が必要なのか。

なぜ酸化数という概念が用いられるのか。

これらの疑問に関する解答を、授業の中で解き明かしていきましょう。

生物

「生物は知識量の勝負」と勘違いしている人が多いのではないでしょうか?

確かに要求される知識量は多いですし、ある程度の知識があれば点数を取ることは出来ます。しかし、それだけでは近年流行の「考察問題」には対応できません。

近年の生物の問題は、非常に長い問題文とグラフや表が提示され、そこから何が読み取れるか、どのような仮説が立てられるか、といった思考力を問うてくる問題が主流となっています。そこで要求されるのは文章読解能力やグラフの読み解き能力が必要だということはどんな生物の教師も強調していると思います。もちろんそれらが重要なのは言うまでもありませんが、より私が強調したいのは「知識の質」です。

専門用語というのは、単語を覚えているだけではだめです。用語の意味をしっかりと捉え、それらを使いこなせるようになっていなければなりません。そんな事は分かっている、という方もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。試みにひとつ質問してみましょう。

「リボソームの働きはタンパク質の合成です。では、あなたが知っているタンパク質を、思いつく限り挙げて下さい」

さて、いくつ挙がりますか?

実は生物を一周学んだ方は、100個以上のタンパク質を聞いたことがあるはずです。

ですが、それらを全てリボソームが作っているという感覚を持たないままで学習を進めてしまっている生徒が非常に多いな、という印象を持っています。 それが、「知識の質」です。

「リボソームの働きはタンパク質の合成である」この言葉が持つ重要性をどこまで理解して学習を進めているでしょうか。

「生物」という学問に対する見方を、踏み込み方を、一緒に変えていきましょう。

理系館の化学・生物年間スケジュール

※スマートフォンでは表を横にスクロールできます。

内容
1 原子の構造、イオン・周期表、化学結合
2 物質量、濃度、化学反応式、結晶
3 熱化学方程式、ヘスの法則
4 有機化学の基礎
5 アルコール~カルボン酸
6 油脂、構造推定演習
7 予備日
8 酸・塩基、中和反応と塩
9 酸化還元反応、電池
10 イオン化傾向、電気分解
11 物質の三態、気体
12 溶解度、溶液の性質・コロイド
13 化学平衡、電解質水溶液の平衡
14 予備日
15 ハロゲン、酸素・硫黄、窒素・リン
16 炭素、ケイ素、気体の製法と性質
17 1族、2族元素、両性元素
18 遷移元素、金属イオンの分離・分析
19 予備日
20 芳香族、フェノール~カルボン酸
21 芳香族アミン、芳香族化合物の分離
22 糖類
23 アミノ酸とタンパク質
24 合成高分子
25 予備日
26 応用問題
27 応用問題
28 応用問題
29 入試直前対策演習
30 入試直前対策演習
31 入試直前対策演習
32 入試直前対策演習

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